お隣りの山下さんの担当区域にも一般ボランティアの方が参加して、草を刈ってくれていました。
私たちの担当区域もだいぶ森らしくなってきました。そこで、木たちが《競争》しながら、台風や大雪の時にはお互い寄り添って《共生》できるように枝を整えたり、まだ草に覆われてしまう小さな苗は、回りの雑草を刈ったりする作業をしています。
このため、私たちの千年の森育成は”宮脇方式”をお手本とし、「《競争》と《共生》による、潜在自然植生を生かした森づくり」を行っています。
その考え方は、密植・混植による競争を基本とし、植樹した木だけではなく元から生えていた木、自然に生えてきた木も大切にし、人の手は雑草に負けそうな木だけを助けるというものです。
この方式がベストかどうかはわかりません、他の区域の景色を見れば、有効な方法だろうと考えています。
ところが、今回お手伝いいただいた林業のベテランの方に、当会が「宮脇方式による《競争》と《共生》による森づくり」をしていることを伝えられていなかったので、毎年花を楽しみにしていた空木や、花と黄葉を楽しみにしていたシロモジなどを刈ってしまいました(林業家にとって空木とシロモジは最も嫌う木であるということは理解しています)。
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